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進化する手法に注意!取り込み詐欺の特徴と対策

  • 執筆者の写真: 平
  • 2024年4月17日
  • 読了時間: 3分

更新日:2024年4月19日


こんにちは!スタッフの平です。


近年多発している「取り込み詐欺」。


トナー業界でも珍しくなく、弊社の周りでも最近よく耳にするため注意喚起の意味も込めて取り込み詐欺の特徴や注意点についてまとめてみました。





取り込み詐欺とは



「取り込み詐欺」とは、取引を装って商品を仕入れ、受け取り後の代金を払わない詐欺手法です。


取り込み詐欺業者は実際に会社を設立、または休眠会社を買い取って事業を行っているように装っています。そのため詐欺だとは気付きにくく、気付いた時には大きな損失が出てしまった…なんてことも珍しくありません。


全国を転々としながら詐欺を続けているケースもあり、業界全体で注意が必要です。





詐欺業者の特徴


被害に合わないためには可能性を減らし、信頼に当たる実績を見つけなくてはなりません。ここでは詐欺業者の特徴をいくつかご紹介します。



1,新規で販売してほしいとメールがくる


「インターネットで検索していたら見つけた」「トナーを売ってほしい」「取引先を選定している」など、新規でお取引しませんかと突然連絡がくる場合があります。


特に遠方地や、初めて聞く企業名は注意して話を聞きましょう。



2,1年間で住所移転を複数回繰り返している


東京→千葉→神奈川など、短期間で所在地が変わったり、あえて計画倒産させて移転している…なんてことも。


5~10年前はネットショップ経由での取り込み詐欺が多発していましたが、近年は巧妙で信頼性のある会社に装っているパターンが多いです。


住所の検索以外にもストリートビューや実際に足を運んでみて、所在地を把握するのもおすすめです。





3,トナー販売を積極的に行っていない


片手間でトナー販売を行っていてもたくさん売れたり大きな利益が出るほど甘くはありません。


商品の内容に興味を示さない場合や、同じ商品が大量に必要であることを強調してくる場合は要注意です。



4,見積依頼が純正品のみ


純正トナーは再生品よりも後々捌きやすく、高額なため、純正品のみの頻繁な見積り依頼は怪しいです。また、新品のパソコンやプロジェクターなど、一般消費者向けの型番を狙ってくるケースも多いです。


怪しいと感じたら受発注書など、取引実態が確認できる書類を見せてもらいましょう。



5,サイト内の日本語がおかしい


主語が繋がっていたり、不自然な敬語を使っていたりと、あきらかに日本語がおかしいサイトは危険です。





翻訳機をそのままコピペしたような文章は明らかに不自然です。



6,最初の数か月は入金がある



取り込み詐欺は相手を安心させるために数回通常取引をし、1~2か月目の支払いは入金される場合が多いです。


しかし、3~4か月目で一気に取引量が多くなり、最終的に2か月分の売上が1,000万円を超え、飛ばれてしまうことも…。


入金が続いたからと安心せず、経過も続けて観察していきましょう。



取り込み詐欺への対策



取り込み詐欺防止に効果的なのは、取引先チェックを厳重にすることが大切です。


メールや電話で怪しいと感じなくても「当社ではこうしています」と強く表明して反応を見ると良いですよ。


また、不安を感じる場合は「新規のお取引の場合は先入金です」と提示すれば安全です。


他にも「売掛金保証サービス」などを活用するのもおすすめです。URIHO、イーギャランティ等であれば、月額2万円~3万円で売掛金1,000万円以上を保証してもらえます。





弊社は何度か取り込み詐欺を未然に防いだ実績もあります。

少しでも不安に感じることがありましたら是非一度ご相談ください。


また、インスタグラムでは弊社ブログの内容をもっと手軽に読むことができます。こちらも参考にしてみてください。



それでは、失礼いたします。



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